2025年9月25日
2026年10月の稼働開始を予定している、尾道工場建築の近況をお知らせします。
4ヵ月程前に遡る、去る5月14日に「安全祈願祭」を執り行いました。安全祈願祭は地鎮祭とも呼ばれる儀式で、当日は神主様をお迎えし、これから工事を着手するにあたって、土地の神々のご加護と、建築工事の安全成就を祈願しました。
安全祈願祭を終えた後は、工場が建つ土地の「測量作業」に入りました。測量とは、土地や建物の大きさや位置を正確に測定する作業になります。測定した内容を元に、設計通りの施工を行っていく大事なプロセスです。
現在は測量の次の工程に入り、「基礎工事」の最中です。基礎工事は、建物の土台づくりを行う工程になります。建物の正確な位置を標す杭打ちや水糸張りをして、基礎をつくるための掘削作業を行います。また石や砂利を敷いた上を転圧機で固め、地盤を安定させます。さらに鉄筋を組んで型枠を組み立て、コンクリートを流し込む打設を行います。コンクリートが固まれば型枠を解体し、掘削した土の埋め戻しを行って、基礎工事は完了となる予定です。
基礎工事が終われば、いよいよ「骨組み工事」へと進みます。骨組みが始まれば、工場全体のサイズ感や完成イメージがより具体的に見えてくると思われます。完成が非常に楽しみでもあるのは勿論のこと、一方で今後の工場運営への現実味が帯びてくることで、私達も一層身を引き締めてプロジェクトに真摯に取り組んでいかなければなりません。
私達ジェーイーエルでは、本社、佐波工場、JEL高知に続く第4の国内生産拠点として尾道工場を稼働し、今後より一層の品質向上と生産体制の強化に努めます。また、地域社会への貢献と、皆様のご期待にお応えできるよう、従業員一同、誠心誠意努力していきます。
尾道工場建築経過については、企業情報の「尾道工場建設のご案内」ページに、不定期ではございますが現在の様子としての写真を随時アップしていきます。是非こちらからご覧ください。