家庭菜園レポート(2020年)

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大根の収穫1 大根の収穫2

2020年12月24日

大根の収穫 ~今年は大豊作です~

前回の記事でお知らせした大根が、収穫の時を迎えました。
今年は好天が続いた影響で作物の生育が順調だったこともあり、「全国各地で野菜が大豊作、価格の低迷が社会問題に」と言われていますが、ジェーイーエルの家庭菜園も例外では無く、今年の大根は今までで一番多い収穫量となりました。
収穫した大根は2種類で、青首大根が160本と聖護院大根が120本です。
聖護院大根(しょうごいんだいこん)という品種をご存知でない方もおられると思いますので、ここで簡単に説明をさせてください。
聖護院大根は、京の伝統野菜、ブランド京野菜にも指定されている、大きくて丸い見た目が特徴の大根です。11月~2月頃の寒い時期が旬になります。青首大根に比べると、苦みや辛みが少なく、まろやかさと甘みのある上品な大根といわれています。繊維が少ないので肉質が柔らかく、水分量が多いのでみずみずしく、どんな料理にも合います。煮ても良し、焼いても良し、生でも良し、の万能大根です。
冬野菜の代表格である大根の効能としては、まずはビタミンCが多く含まれていることがあげられます。特に葉の部分には、ビタミンAやCをはじめとして、ビタミンB1、B2、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄など多くの栄養素が含まれています。他にも、消化を助けてくれたり、殺菌作用のある成分が豊富です。これからの寒い冬を乗り切る為の必須野菜といえるでしょう。
大根をしっかり食べて、元気に冬を越したいものです!

大根

2020年10月23日

大根の成長と便利な草取りグッズ

先月、苗を購入して畑に植えた大根が、順調に育って葉を伸ばしてきました。そんな成長期の大根の邪魔にならないように、畑に生える雑草を抜く作業を、このところ行っています。個人的には、畑の作業で何が嫌かって、草取りほど嫌なものはありません。抜けども抜けども生えてくる雑草…季節によってはかなりの頻度、しかも長時間、この草取り作業を強いられることになります。畑仕事だから当たり前なのですが、腰痛などを抱えていると、この屈んだり中腰になる姿勢が苦痛でたまりません。
そこで色々と調べて、少しでも草取りが楽になるようなグッズ「座ったまま草取りができる椅子」を購入しました(写真中央にある椅子)。座ったまま移動が出来るタイヤが付いていて、シートの部分が360度回転するようになっています。これに座って草取りをすると、立ったり座ったりの動作が不要なのと、シートが回転するので体を捻ることなく安定した姿勢が保てます。
今年は新型コロナウイルスで大変な一年ですが、残りもあと2か月強になりました。これから冬に入っていき段々と寒くなりますが、冬野菜が美味しい季節でもあります。まずは、大根を最高の出来で収穫が迎えられるよう、今日もせっせと草取りを頑張ります。

玉ねぎ トマト きゅうり

2020年6月11日

玉ねぎの収穫と夏野菜の成長

5月の末から玉ねぎの収穫に入りました。回数を分けて畝の列ごとに、端から順番に収穫をしています。今日までに収穫出来たのは、全体量の約半分くらい。収穫しては会社へ持ち帰り、従業員の皆さんにふるまっています。
写真を見てください、この丸々と大きく育った玉ねぎの山を!冗談ではなく大きいものだと直径13cmほどにもなります。この度の玉ねぎは環境が良かったのか、どれも大きく育ち、根がしっかり張っていて抜くのが大変でした。それでも立派に育った喜びと、その後に料理して味わう喜びを噛みしめながら、せっせと収穫に励みました。
他にも夏野菜の「プチトマト」と「きゅうり」が成長しています。プチトマトは鈴なりに実が付いてきて、赤く色付くのを今かと待ちわびている状態です。まぁそうなると、これから夏の終わりまでエンドレスな収穫のスタートになるわけですが...(獲っても獲っても、というやつです、苦笑)。
きゅうりは、今年はなかなか地に付かず、何本か苗を駄目にしてしまいました。丁度苗を植えたタイミングで強風の吹く日が続いたもので、茎が折れるなどして枯れてしまったのです。その中でも生き残って強さを見せてくれたのが、写真にある「すずなりミニきゅうり」です。ホームセンターで苗を発見して、面白半分で試しに買ってみたミニきゅうりですが、これが生き残るとはちょっとビックリしました。新種のようですが意外と強いんですね。苗にさしてあった紙に「目指せ!100本どり、超超多収穫」とあり、とにかく収穫量が多いそうなので、こちらも楽しみです。確かに看板に偽りなしで、まだ丈が30cmにもならないのに既にミニきゅうりが3、4本なっています。

スナップえんどう 玉ねぎ

2020年4月28日

スナップえんどうと玉ねぎ

先日お伝えしたスナップえんどうと玉ねぎですが、写真を撮って来たので紹介したいと思います。
上の写真がスナップえんどうです。成長過程でさやえんどうを通り越して、今はスナップえんどうとして立派に成長しました。実も膨らみをおびてそろそろ収穫の時を迎えます。さっと茹でてオリーブオイルと塩・胡椒をひとつまみ、シンプルな味付けで最高に美味しい季節野菜です。
下の写真は玉ねぎです。順調に育ってきているので、5月の下旬から6月中旬には収穫が出来る予定です。毎年玉ねぎは従業員の皆に大人気で、収穫の時を心待ちにしている人も多い、血液サラサラ成分や抗菌作用もある健康野菜です。

トマトの苗植え付け きゅうりとなすの苗植え付け

2020年4月22日

夏野菜の植え付け

4月も下旬になりました。夏野菜の苗の植え付けには最適な季節です。幸い新型コロナウイルスが心配される「3密」は避けられる畑仕事ですので、可能な限り畑へ通っています。
今日は事前に耕して準備をしていた畝へ、トマトときゅうりとなすを各15本ずつ植え付けました。写真では分かりにくいと思いますが、上の写真がトマトの苗、下の写真で左がきゅうりで右がなすになります。これから成長に応じて支柱を立てたり、わき芽を摘み取ったり、害虫対策などのお世話をしていきます。夏には美味しい実を沢山つけてくれることを願って大切に育てていきます。
他にも、スナップえんどうや玉ねぎが大きく成長してきているので、また近いうちにご報告しますね。

ブロッコリーの収穫

2020年3月5日

ブロッコリーの収穫

今が旬のブロッコリーを収穫しました。ブロッコリーは花蕾の部分を食べる野菜です。スーパーで蕾の部分だけを売っている様子からすると、これが花の蕾だなんて想像できませんよね。実はブロッコリーは蕾なんだと言うと結構驚かれたりして...畑に行かないと分からない事って沢山あります。
収穫したブロッコリーは、「茎ブロッコリー」といって、通常のブロッコリーよりも茎が細長く、茎自体も柔らかくて美味しいのが特徴です。

歌浜に河津桜が咲きました

歌浜に河津桜が咲きました

河津桜(かわづざくら)という名の桜をご存知でしょうか。早ければ1月上旬、遅くても3月上旬までの期間に開花する早咲きの桜で、濃い桃色が愛らしい、静岡県に多く自生している品種だそうです。
この河津桜、咲き進む期間が約1か月と長く楽しめるということもあり、歌浜でも毎日次々と咲く可愛い花に癒されています。
ところで日本に自生する桜の種類ですが、約600種類もあるとのこと。驚きの数ですね。そのうちの約80%がソメイヨシノなんだとか。

さやえんどうの支柱立て

さやえんどうの支柱立て

毎年美味しいと大好評のさやえんどうの栽培に着手しました。えんどう豆は「さやえんどう→スナップえんどう→グリーンピース」と、その成長過程によって名前が変わる野菜です。
ホームセンターで苗を購入して植え付けると共に、苗の横に支柱を立てていきました。さやえんどうは当然ながら成長をするのに蔓が伸びてくるので、蔓が絡まりやすいように傍に支柱を立ててあげるのです。支柱にしっかりと蔓が巻き付いてくれればと願いながら、苗の数だけ柱を立てていきました。

サラダほうれん草の間引き

サラダほうれん草の間引き

春になって蒔いたサラダほうれん草の間引きを行いました。間引いたほうれん草は、手のひらに乗る位に丈が小さくて綺麗な緑色をしています。根までやわらかいので、まるごとサラダやお浸しにして食べても美味しいです。
サラダほうれん草は、ほうれん草の中でもあくやえぐみが少なくて、生で食べることのできる今人気の種類です。お湯で茹でる必要がないので、通常はお湯に溶け出してしまう栄養分までバッチリ摂れる優秀な野菜です。

玉ねぎ植え付け 玉ねぎ被害

2020年1月14日

玉ねぎの植え付けとイノシシ被害

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年の11月からレポートの更新が滞っていましたので、ここにお詫びをすると共に、昨年末からの畑の様子を少しお伝えしようと思います。

昨年の11月15日に玉ねぎの植え付けを行いました。社内行事の芋堀会が終わった後に、サツマイモ収穫後の畑を耕して新しく畝をつくり、玉ねぎの苗を植え付けました。その数750本! 苗をひとつひとつ丁寧に埋めていく作業は体に堪えます。全て植え終わった後はヘトヘトになりましたが、やり遂げた達成感がありました。
それから約1か月後の12月11日、いつものように畑へ行くと、玉ねぎの畑が畝ごと見るも無残に荒らされていました。(左の写真参考) 防犯カメラで確認すると、犯人はイノシシでした。もしかすると、玉ねぎ畑の土の一部にサツマイモが残っていたのを掘り返そうとしたのかも知れません。それにしても酷い...あんなに苦労して植え付けた苗が台無しです。しばらくは放心状態でしたが、気を取り直して助かりそうな苗だけを植えなおしました。畑をしている限り、イノシシ被害は避けることのできない「終わりなき戦い」なのです。

じゃが芋の収穫

じゃが芋の収穫

じゃが芋は植え付けてから約100日後に収穫ができます。昨年の夏の終わりに植えたじゃが芋を12月17日に収穫しました。じゃが芋の収穫の目安は、花や葉が枯れて茎が倒れはじめた頃がよいとされています。収穫のタイミングをしっかりと見極め、天気の良い日を選んで収穫します。収穫したら、日の当たらない風通しのよい場所で乾かしてから、暗い場所で保存をするようにします。採れたてのじゃが芋は皮が薄く、皮付きのまま素揚げにしても美味しいですよ~。

大根の収穫

大根の収穫

こちらは昨年末、11月20日と12月24日の2回に分けて収穫をした大根です。無農薬の大根なので葉付きのまま従業員にふるまわれます。収穫後すぐの大根は瑞々しく、葉の部分は炒めてふりかけにすると、これがご飯に合って美味しいんです! また、根の部分をできる限り長期保存するためには、葉と根の部分を切り分けて、濡らした新聞紙で包んでからポリ袋に入れて冷暗所で保存します。その際、大根は立てて保存するとよいとされています。土の中で縦に伸びる野菜は、基本的に立てて保存すると持ちがよいそうです。横に倒すと、大根は縦に戻ろうと余分なエネルギーを使ってしまうそうです。面白いですよね。

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ジェーイーエルの保養所は、3施設共に瀬戸内国立公園内の尾道市向島にあります。
福山市内から車で約30分~35分といずれも近距離、アクセスも抜群です。

海の家 尾道市向東町14336
歌浜ログハウス・家庭菜園 尾道市向東町12635-13
干汐ハウス 尾道市向島町2402-1

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